2013年12月 保護者セミナー報告

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日時
平成25年12月21日(土)
演題
親として
講師
鯖江市鯖江中学校講師 片山知子氏
報告内容

今月の親サポは、特別支援学級の担任や学校でのカウンセリング経験のある片山知子先生をお招きし「親として」の演題で、講演していただきました。

今一番の悩みは何ですか?
まず、片山先生の進行で参加された方にグループになっていただき、「今、一番の悩みは何ですか?」と「こうしたい、こうありたいと思うことは何ですか?」について、普段思っていることをできるだけ付箋にたくさん書き出してもらいました。そして、普段子どもに言いたいけれど言えない思いをグループで話し合い、今の悩みや現状を話し合いました。
グループの中では、親御さん同志で「今の状態は悲観しなくても大丈夫」、「本人ががんばっているのを肯定しよう」という話がでるなど、互いの話に耳を傾けながら、今悩んでいることや希望について、これまでの経験や知恵からよいコメントが聞かれました。
一緒な子はいない
親の目からすると「言うことを聞かない」、「じっとしていない」、「聞き分けが悪い」など子育て中の育てづらさを感じることがあります。ただ、子どもは千差万別で、その特徴の現れ方は一人ひとり違っています。実は、子ども自身が生きづらさや他人の不理解、自分でもどうしたらいいか分からないなどつらさを感じています。実際、不登校やひきこもり、無気力、無表情の背景に、そうした特性のある子の二次障害が関係していることがあります。
大人になっても同様に、会社に行けなくなったり、職場でコミュニケーションが取れずに孤立感を深めていくことも無関係ではありません。大切なことは、まるで出口のないトンネルにいるように、自分の特性を理解できずに苦しんでいるのは本人自身であると理解することです。
現状を変えていくには
成功体験をつみかさねていくことは大切なのですが、子ども自身、自分のよさを理解していないことがあり、親が本人の気づかないところを認めて、その都度発信していく積み重ねになります。特性はその子の個性として、よいところを認め、よい行動には褒めたり、感謝の気持ちを伝えていきます。
実際、親自身が子どもの悪い面ばかりみてしまい、ストレスをため込むのは、子ども自身が敏感に察知するものです。そのほか好転するきっかけとして、行動を見える形にしたり、パターン化したりすることで見通しを立てていくこと、専門機関とつながり相談することで、親自身のストレスもためこまないことも大切です。

片山先生の話では親自身がどのようにスキルを高めていくか具体的なことにふれましたが、親御さんの意見交換の中でも色んなヒントを得られたセミナーになりました。

参加された皆さんの感想
子どもが小さかった頃の思いを思い出しました。お母さん方ともよく話ができてよかったです。
育てづらい子どもの子育てのなかで、自分が受け入れられていないと自分自身が思い込んでいたと思います。気付けてよかったです。
これといって解決方法はなかったが、先生にアドバイスをいただいたこと、グループで同じ状態の子をもつ親御さんと思いをたくさん話せて、気持ちが少し楽になりました。
まず、子どもをしっかり見て毎日の挨拶をし、本人のよいところに目を向けることを大切にしていこうと思います。

この記事の組織名や役職などの情報は、公開当時(2014年1月30日)のものです。予めご了承ください。