2019年6月 保護者セミナー報告

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日時
令和元年6月15日(土)
演題
「世間話なら乗ってくるけど、将来の話になると部屋に籠ってしまう。どうしたものか・・・?===3カ月で何とかしたい。===」 ③タイミングよく相談機関につなごう
講師
心理相談室アシスト 代表・臨床心理士 岡本克己氏
報告内容

普段の会話はできるけれども、ご本人と肝心な話ができていない保護者の方を念頭に、4か月目にはどこか支援機関につながるように、岡本先生から3回シリーズでお話をいただきました。今回は、その最終回です。

この2ヶ月を振り返り、「ご本人に関して気付いたこと」、「保護者から見て、ご本人の見え方がどんな風に変わったか」を伺いました。「まだ就業していないが、本人自ら応募先に連絡した」、「いつもなら親が電話していると、自室に行ってしまうが、最近は親が電話していても同じ部屋にだまっているようになった」という本人の変化をお話しされた方がいました。

一方で、「本人がさぼっている様子だったが、知らないふりをして本人が続けていくことを見守ることにした」など親自身の変化を語られた方もいました。

専門機関につなぐタイミングとして、本人が不安を言ってきたとき、現状のなかから、今何に不安を感じているのかを聞いてみます。そのタイミングを見計らって、専門機関につなぐためには、利用できそうな機関がないか知っておくのは有効です。そのためにも、本人との関係づくりが大切です。

できている好ましい行動を認め、それを増やしていくと、コミュニケーションが豊かになります。保護者が感じた嬉しかったことを本人に伝えられると、本人にも変化が出てくるかもしれません。

最後に、専門機関もその専門性を高めていく必要があります。専門機関がよりよい支援を行うためにも、ぜひ相談して利用していただきたいです。

この記事の組織名や役職などの情報は、公開当時(2019年7月31日)のものです。予めご了承ください。