2018年12月 保護者セミナー報告

日時
平成30年12月15日(土)
演題
先走り行動をチェックしよう
―もしかしたら、その行動がお子さんの自立をさまたげているかもしれません―
講師
臨床心理士、臨床発達心理士 千崎愛氏
報告内容

「行動は、結果に一番影響を受ける」講師の千崎さんからは行動の原理に着目し、親の先走り行動についてお話ししていただきました。「本来なら子ども本人が自分で考えて行動しなくてはならないことを親が先回りして行動をとっていませんか」

私たち家族が先走り行動をしてしまう理由はさまざまです。「やらないと気を悪くするんじゃないか」、「またあの時のようになったらどうしよう」そんな思い(自動思考)がよぎって、本人がやるべきことをつい、肩代わりしてしまいます。

講師は、この「自動思考」にくじけないために、「時間とともに自分も変わる、相手も変わること」、「いつも同じ結果とは限らない」、「評価軸は自分が行動できたかどうか」など、自分で先に結論づけてしまわないことを話されました。

また、ワークとして、あるケースについて参加者に親の先走り行動を確認してもらい、それらの行動のうち、やめることが簡単だと思う順番をつけてもらいました。今回のワークは、6月のセミナーに引き続いての回で、前回出席された方からは、先走り行動がこの半年にどのように変化したのかをお話していただきました。

参加者からは、「『受容姿勢』と『受容の枠組み』を同時に示すことを今後こころがけていきたい」との感想がありました。今後の取り組みとして、各自「先走り行動」についてチェックし、1月から3月まで毎月、変化を確認することになりました。

この記事の組織名や役職などの情報は、公開当時(2019年1月29日)のものです。予めご了承ください。