2012年6月 保護者セミナー報告

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日時
平成24 年6月16日(土)
演題
サポステを利用して
講師
サポステふくい 臨床心理士 岡本克己氏
報告内容

6月の親サポには9名の方が参加され、臨床心理士の岡本克己先生を迎えて、「親は子供とどう接すればよいのか」というテーマを軸に、サポステふくいの紹介を交えながら進めて行きました。

今回は、実際にサポステを利用しておられ、現在 岡本克己先生と定期的に面談を受けているAさんご自身から「サポステふくいに来て、これまでとこれから」について語り、サポステふくいでの活動内容を端的に紹介することになりました。

最初に、自分がサポステふくいに行くようになったいきさつから始まり、今は岡本先生との面談を受けている中で、自分の長所と直すべき短所を改めて発見していくために、職場見学に参加したり、グループワークで計画中の一日研修の話し合いに参加しているところであること。「今後、7月には自分の欠点を克服することを努めながら、どの職種を目指すかを決めていき、最終的には、9月までに就職を目指していきたい」と、話されました。

次に、以前勤めていた仕事での苦労話を語りました。

その仕事は、嶺北地域の決められたエリアを軽自動車で一日かけて配達に回るという内容でしたが、「職務上労働時間が長いこと、また、家に不在のお客様へは、電話での応対となるのですが、気難しいお客様のペースに流されてしまうことがあり、さらに配達時間が長引いてしまうため、体力的にも精神的にもきつくなっていきました。しかし、地図さえあれば、初めて回る場所でも迷わないという特技を務めていた会社から評価されていた誇りと、『自分から仕事をやめるのはダメ』というポリシーをもってギリギリまで頑張っていた」と話されました。

さらに学生時代の話では、「かつての自分はあまり協調性がなく、気に入らなければ授業を抜け出すほどの気まぐれで、高校卒業まで浮いた存在としていじめられていましたが、修学旅行のカラオケ大会で、誰も歌おうとしないので、勇気を持って自分が最初に歌いました。すると同級生が大変に盛り上がったことがきっかけとなり、自分の存在感を感じて以来、社会に出てからも、いろいろな集まりでカラオケを歌い場を盛り上げてきた」といったエピソードも話もしてくれました。

そして「親サポ参加の皆さんの前で、こうしてお話が出来たことは、自分にとって大きな自信につながりましたし、参加された皆さんの少しでもお役に立てたとすれば、とてもうれしい」とAさんは振り返っておられました。不安なときやこころが折れそうなとき、自身を奮い立たせたり、前向きに考えたりするAさんの具体的な経験談から、参加された皆さんは何か得られたものがあったのではないでしょうか。

参加された皆さんの感想
直接本人(当事者)の話は参考になりました。又、本人(わが子)への説得に仕方も参考になりました。
結果を直に求める言い方ではなく、本人の口から今どんなことを考えているのか聞き出すような話し方ができるようになるといいということがビデオを通じてわかりました。

この記事の組織名や役職などの情報は、公開当時(2012年7月24日)のものです。予めご了承ください。