2018年11月 保護者セミナー報告

, by , in 保護者セミナー報告
日時
平成30年11月17日(土)
演題
まず自分が幸せになる―――それを周りに広げていこう
講師
金沢工業大学心理科学研究所所長・教授 塩谷亨氏
報告内容

今回のセミナーでは、ポジティブ心理学を研究されている塩谷先生から、悩みの対象そのものやネガティブな所に焦点をあてるこれまでの心理学とは異なり、起こっている現象のポジティブな面をとらえるさまざまな考え方をご紹介いただきました。

子どもや家庭の問題にネガティブな感情を抱きがちで、ネガティブな状態を解消しようと躍起になっていた従来のありようから、ポジティブな状態を促す働きに注目することを勧められ、実際に、保護者の方自身が「幸せ」を感じた瞬間を思い出し、「幸福感」について一緒に考えました。

セミナーでは、保護者の方と職員全員で、コミュニケーションを利用したポジティブ感情を体験するワークに参加。大きな声で挨拶して、相手のことをほめる、御礼の気持ちを伝える、握手するというエクササイズでは、普段よりも大げさに表現することで、その場の空気も変わり「幸福感」の要素のひとつである「他者とのよい関係」を結ぶ体験になりました。

最後に、塩谷先生から幸福感を体感するのに必要な5つの要素、ポジティブ感情(P)/ 夢中になること(E)/ 他者との関係(R)/ 生きている意味(M)/ 達成(A)について、実際に「PERMA」を自分の生活の中で探してみること、日々3つの「よかったこと」や「うまくいったこと」を記載する方法を説明されました。

参加者からは、「マイナス思考になりがちな日々、こんな風に考えられるんだと気持ちが楽になった」、「話し合うときも、きちんと向き合って目を見て話すことが大事と感じた」 との感想がありました。

この記事の組織名や役職などの情報は、公開当時(2018年12月26日)のものです。予めご了承ください。