2018年3月 保護者セミナー報告

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日時
平成30年3月10日(土)
演題
臨床心理士からみた、サポステの利用について(事例紹介)
講師
サポステふくい臨床心理士 安立奈央氏
報告内容

講師の安立さんは、保護者の方からの「子どもがどのようにしてサポステにつながったのか」という疑問について、これまで関わったケースからどうつながったかというお話を起点にして、当事者である子どもと周囲の人間関係を整理するワークと座談会をされました。

事例では、サポステに来るきっかけが、以前サポステを利用した兄弟からの勧めや、無職で家にいても何も言わなかった父親からの勧め、また、心配してくれていた伯母からの勧めなど、ご本人を取り巻く方からの働きかけであったこと。

本人はそれに対して、兄弟の勧め方が気軽であったこと、いつか父親が言ってくれると期待していたこと、伯母さんの好意を断れなかったことなど、人それぞれの事情・想いがあったことが読み取れました。

ワークでは、A4の紙にご本人や参加者ご自身を取り巻く人物関係図を書いていただきました。

出来上がった図に対して、誰が一番おおきく書かれているか。ご本人に対して、一番距離が近い人は誰か。否定的な関係の人はいるか。過去・現在のそれぞれの対人関係はどうか。全体の印象はどうかという視点で見直した時に気づいたことの疑問・質問を座談会形式で行いました。

座談会で安立さんは、日々の関わりの中で子どもが言ったマイナス的な発言は、その一時の感情で言っている場合もあるので、その言葉に囚われないよう気を付けてほしいというアドバイスをされていました。このセミナーを通じて参加者の皆さんは、家族関係について何かしら気づきがあった様子でした。

この記事の組織名や役職などの情報は、公開当時(2018年4月27日)のものです。予めご了承ください。