2017年12月 保護者セミナー報告

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日時
平成29年12月16日(土)
演題
人の育ちから考える
講師
若狭ものづくり美学舎代表 長谷光城氏
報告内容

長谷先生は、長年、教育に携わった経験から、今の若者は、自分の能力・将来に対して不安が大きいことが特徴にあり、ここ40年程で、社会は利便性・効率・成果を追求し、変化が大きいことを指摘されました。そんな世の中で若者が壁にぶち当たった時、その状況をどう理解し、どう関わればよいかという話をされました。

人は遺伝子レベルでもって生まれた性質があり、それがさまざまな体験により成長していくことを考えると、感情が出来上がる9歳までの発達期間に、幼児期から自然の中でふれあうことや人との関わりの中で養われる五感は大事になります。

特に、皮膚感覚は、体・心・頭を育てます。人は思春期以降、発達や成長の上で、性や生(職業)で悩むものですが、幼少期の体験が不十分だと順調な成長に影響し、社会に出る妨げにもなります。

成長が不十分な場合、退行を起こします。そういった壁にぶち当たった時、どうしたらよいか? 根源的な喜びを体験させること、言い換えると、自然に触れさせ体験の積み直しをします。そうして、社会に出る意欲が育った若者を、長谷先生は多く見守ってこられたとのことです。

その後、参加者の皆さんから、様々なご意見がありました。

先生からは、家族関係の一角が崩れると本人に変化が見られることもあり、親でなく、友人などまわりの関係が刺激となり、動き出す場合があったと話されました。

本人のやりたいことをさせてやること。親として、子どもを信じること、環境を整えてあげることが大切だと、意見交換の最後に締め括られました。

この記事の組織名や役職などの情報は、公開当時(2018年1月22日)のものです。予めご了承ください。