2017年9月 保護者セミナー報告

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日時
平成29年9月16日(土)
演題
抑圧された感情・秘められた思い―――真っ直ぐ出せない感情、時に曲がって・時に逆転して
講師
前敦賀短期大学教授 龍谿乘峰氏
報告内容

私たちは、無意識のうちにさまざま情動から感情や思考、態度、行動、関係などに大きな影響を受けています。特に、家族関係のなかで起こる情動(愛着、対抗心、葛藤、嫌悪など)は無意識に働き、関係性が近いことで、コントロールすることは、なお困難になります。

先生は、これまで関わったケースから、ある青年が自分の居場所になる部屋を、家族全員が関わって部屋替えと模様替えをしたことで、本人の自律性が促され、家族関係の中のコンプレックスから解き放たれ、自立した話をされました。

セミナー後半では、参加者の方から、「働き始めても、半年勤めるとすぐ辞める。その繰り返し。次辞めた場合、親はどういう風に関わればいいか」という質問に対し、先生は「今の仕事を選んだのは自分。本人がした選択を尊重することが大切」と答えられました。

自律する条件には、「自己選択/自己決定/自己責任」があること。家族は、こうした本人の選択や決定を肯定的にとらえ、支援することへの大切さを話されました。

この記事の組織名や役職などの情報は、公開当時(2017年10月25日)のものです。予めご了承ください。