2016年6月 保護者セミナー報告

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日時
平成28年6月18日(土)
演題
青年の自立は親の愛情と仲間の支え合い
講師
心の健康相談室こだちのもり 心理カウンセラー 熊谷香菜江氏
報告内容

今回は“こだちのもり”で、心理カウンセラーをされている熊谷香菜江先生をお迎えし、先生が支援している方の母親の体験談とお話しを伺いました。先生は、本人の回復には「仲間に支えられていることの大切さ」を説くことが大切だと強調されました。

相談者の娘さんは、小さい頃から言葉の意味を額面どおりに受け取る傾向が見られました。高校卒業後は県外の短大に進学しその後専門学校に進みましたが、そこで言葉のいやがらせに遭い中退してしまい、就職するも長続きはしませんでした。

この頃から、本人は家族への不満を繰り返し訴えるようになり、母親は本人の心のケアの必要性を感じ、精神科に受診させたものの改善まで至りませんでした。

その頃、母親が先生の講演を聞いたことがきっかけで、本人が先生のカウンセリングを受けるようになったということでした。そこで辛かったことを言葉にすることができ、いじめによって悪化した症状があったため、セカンドオピニオンをアドバイスし症状は改善していきました。

先生のカウンセリングを通して、本人は親に愛されていることを実感して素直になりました。就職も他機関の協力を得て、熊谷先生が就職先に付き添い、本人と相性がよいところを選ぶようにしました。

仲間同士の雑談の中で、認知の歪みが治ってゆくこともあります。こだちのもりの様々な行事に参加することで、今までの硬い表情が豊かな表情となり、自主性がみられるようにもなりました。

活動の中で、「していただいたこと」、「良かったこと」、「してあげたこと」を挙げてもらうことで、受け入れてくれる仲間の大事さに気づき成長することができます。

後半、熊谷先生は参加者の皆さんの感想や悩みに耳を傾け、ひとり一人にアドバイスをされました。

この記事の組織名や役職などの情報は、公開当時(2016年8月12日)のものです。予めご了承ください。