2016年3月 保護者セミナー報告

日時
平成28年3月19日(土)
演題
若者の就労に向けての現状を変える実践ワーク
講師
心理相談室アシスト代表 臨床心理士 岡本克己氏
報告内容

今回、参加者の皆さんには円形に座っていただき、ワーク中心のセミナーをしました。

先生は、就労に向けて踏み出せない現状について、親として見守るだけでは時間だけが過ぎ、かえって焦りだけが募るのではないかと、参加者の方に現状を語ってもらいました。

皆さんの共通点として、親子のコミュニケーション不足や就職の失敗による挫折感が今に至っていることを挙げられました。そこで先生は、そうなった要因は必ずしも今の状態を持続させている理由ではなく、思い込みが状態を維持させていると言われました。

次に、これから先どうなってほしいかというイメージを聞くと「親子の会話が増えてほしい」が多数を占め、それを実現するために、何から始めて一歩近づけるかを皆さんで考えてもらいました。

親子の会話は乏しいが、共通の趣味を通じた会話なら出来そうだという話や本人が今の自分を父親はどう思っているのかと母に漏らしたことがあるという話があり、どういう会話の仕方が望ましいか皆さんで話し合いました。

コミュニケーションのとり方で相手に何かを要求する言葉と、相手に事実を伝える言葉があり、何かを一方的に要求する場合、良好な会話を妨げることがあるため、注意が必要と先生はアドバイスされました。

日頃、忙しい父親と本人の問題を共有し、父親の協力を得てみるといった提案や、本人の気持ちを先読みし、親が先回りした行動は控えると行った注意点などが意見として挙がりました。他のご家庭の話を聞けたことで、参加された方々は多くの気づきがあったようでした。

この記事の組織名や役職などの情報は、公開当時(2016年5月6日)のものです。予めご了承ください。