2015年11月 保護者セミナー報告

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日時
平成27年11月28日(土)
演題
”ぼっち“の世界 虚偽性と依存
講師
前敦賀短期大学教授 龍谿乘峰氏
報告内容

龍谿先生は、家族の中で孤立し、孤独になるひとり“ぼっち”の状態に焦点を当てて話され、支援の方法やテクニックではなく、その一歩手前の本人も周囲の家族も分からない心情を取りあげました。そのなかで、「昼夜逆転」という困った状態を例に、その状態の中の良い点はないか検討しました。

周囲から見ると、生活習慣の乱れ・睡眠障害など困った点が目につきますが、第三者が介入し、本人の心情を見てみると、日中は様々なことが刺激になり、不安・緊張から居たたまれない。また、夜はひとりになるため緊張も緩和され、好きなことができるということです。

本人は、不安・緊張から「昼夜逆転」という状況に依存しながら、夜間に活動することでどうにか心の安定を保っていることが見えてきます。周囲からは、困った状態でも、本人にとっては、必要なことという見方に変わってくるのではないかとのことです。

その他、先生はいくつかの例を挙げ、次のような状況整理をすることで、孤立・孤独 から抜け出すきっかけが得られるのではないかという提案をされました。

- 今、ここで -
  1. 何がどう起きているのか。
  2. 何をしてはいけないか。
  3. 何ができるか、したいのか。

その後、参加者からご家庭の様子を伺い、同じように状況を整理し、何が起きているのか、どうしたらよいかを話し合いました。

この記事の組織名や役職などの情報は、公開当時(2015年12月28日)のものです。予めご了承ください。