2015年9月 保護者セミナー報告

, by , in 保護者セミナー報告
日時
平成27年9月19日(土) 嶺南サテライトでの開催
演題
“ぼっち”の世界なぜそうなるの?・なぜするの?
講師
前敦賀短期大学教授 龍谿乘峰先生
報告内容

今回は、家族の中での若者の孤独・孤立状態について触れられました。

病気ではなく、その状態から生じる問題があります。過去のことより、「今、ここで」現状を理解し、何が起きているか考えることが大切です。

孤立・孤独状態の心境としては、次のような特徴があります。

  1. 居場所がないと感じている。
  2. 周囲との話しに戸惑っている。
  3. 自分の存在を否定している。

これらの感情表出と対応を試みるには、家族面接でのスケーリング法や外在化法といった方法があります。それは、家族や周囲の人たちと本人との心の距離や意識の向きを明らかすることで、本人を取り巻く人たちに気づきを与えるきっかけとなります。

現代の子ども(若者)は、他律的な意識や生活の中で育ち、自尊心や平等意識が育まれず、失敗が次に活かされないといった状況に置かれがちです。期待や結果を求めるのではなく、現状の支持と受け入れとともに、「なぜ? どうして?」と考えてみることが大切であると先生は話されました。

この記事の組織名や役職などの情報は、公開当時(2015年10月27日)のものです。予めご了承ください。