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サポステふくい|パンフレット 2017
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投稿者 : munus Date : 2017-02-04 08:28:43 (578 ヒット)
親サポ報告

日時:平成28年12月17日(土)
主題:「親として思いつめていませんか?」
講師:福井大学学生総合相談室 臨床心理士 前川伸晃氏
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 前川先生は、子どもの今の状態に対して、親自身の育て方を悔いたり、過剰な責任を感じているとしたら、どう考えてよいのか、ヒントになる視点や考え方をお話しして下さいました。事例をもとに、生物・心理・社会といった視点から、問題の整理をすると解決の糸口が見えることを示されました。

 「生物学的視点からすると、もって生まれた特性やその時の精神状態を考えます。心理学的視点では、その人の性格や今の心の状態。社会学的視点でいうと、学校や職場の人間関係や環境状態を指します。本人を取り巻く環境といった社会的な要素には、家族との関係も含まれており、育てにくさには、発達障害などの子どもの側の要因もあることが指摘されています。問題は一面を見るのではなく、三つの視点から、適切な支援先を考える参考にします。また、親の責任に関する考察では、日米や海外の国を比較して、日本は親から子どもへの経済的支援や責任・依存が強く、いわゆる自立を妨げるような傾向が見受けられる。こういったデータの裏付けを基に、親個人として、子育てに過剰な責任を感じる必要はないのではないか」と先生は話されました。

 その後、グループになり、子どもにできることを考えるために、自分にとって大切な価値観を示すキーワードを3つ選んでもらい、それを選んだ意味を参加者の皆さんに答えてもらいました。皆さんからは、まず、自分の健康に気をつけること、あるがままの子どもの状況を受け入れること、親として頑張ることをやめるという言葉が出てきました。皆さん、意見を交わす中で、参加者同士共感し合いながら、今できることを考えるヒントを得たようでした。


投稿者 : munus Date : 2016-12-27 16:04:46 (160 ヒット)
親サポ報告

日時:平成28年11月19日(土)
主題:「父親が変れば、子も変わる!?」
講師:心の健康相談室 こだちのもり心理カウンセラー 熊谷香菜江氏
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 今回、先生の相談室を利用されている方で、現在、就労中の20代のお子さんを持つ父親がご自身の体験を話してくださいました。

 父親自身は祖父の勧めにより大学に進学し就職した経験から、息子にも同じ期待を持ち、大学へ進学できるよう家庭内での学習にも関わってこられました。ただ、本人は幼少期から集団行動になじめず、問題行動が見られており、高校は発達障がいの診断はあったものの、父親の熱心な指導もあり、進学校に入ることができ、地元の大学に進学するまでになりました。しかし、就職後、障がい特性から職場でのトラブルや、その他の要因もあり、退職することになりました。その後、本人は、進学校でなく実業系の高校が良かったのではと両親を責め、就職活動中は、採用試験の結果に、一家で喧嘩が絶えませんでした。

 母親が熊谷先生を訪ね、その後、父親も先生の相談室を利用するようになり、そこでの様々な人との出逢いで、父親自身の思い込みや考えに変化がでてきました。自分と本人は違うこと、本人の特性や治療を理解しようと、父は本人の発作と服薬のタイミングを日記に付け統計的にその効果を検証したことで、治療に対し信頼し、発達障がいでも可能性を信じるようになりました。また、父が本人に食事を作ったり、本人を褒めることを心がけたことで、親子関係が改善してきました。父の実感としては、母だけでは状況の改善は難しかったのではないかと言います。先生も男の子には父の関わりが大切であると念を押されました。

 参加者の皆さんは、自分の子どものケースについて質問され、熊谷先生はそれぞれにアドバイスされていました。


投稿者 : munus Date : 2016-12-06 03:59:27 (144 ヒット)
親サポ報告

日時:平成28年10月22日(土)
主題:「幸せになるために」−ポジティブ心理学からの提案−
講師:金沢工業大学 心理科学研究所 所長 塩谷亨氏
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 若者の特徴として、昔はひきこもりの原因が不登校からだったが、今は就職後、失敗して働けない状態からおこる傾向が多く、人は、悪いところやダメなところに目が行きがちで、そのため落ち込み鬱になることがあります。人はネガティブになる必要のないところで、ネガティブになっているのではないか。もっと、ポジティブな感情を増やすトレーニングが必要ではないかと先生は話されました。

 ポジティブな感情は、何かに没頭する、何かを達成する、援助するひと・受けるひととの関係、生きている意味や大きな存在との関係を意識するときに生じます。人の性質の強みに、愛・人間性、正義、節度、知恵、勇気、超越性があり、自分にはどんな強みがあるか考えてみました。

 参加者の皆さんにペアになってもらい、昔、充実していた頃の話の中に、どれだけ自分の強みとなる要素があるかを確認してもらいました。その充実していた時は、その人の「強み」が生かされて生き生きとしていた時です。うまくいかない時はその「強み」が空回りしている時と思われます。ネガティブ感情の存在を否定せず、ネガティブ感情が1とするとポジティブ感情が3以上の比率が望ましく、そのバランスを取ることが大切であると先生は話されました。

 参加された方からは、子どもに何かあったら、私(親)の責任と感じてしまう。だから辛いのであり、世間体がわるいという観念で自分を罰することで、自分を歪めてしまうのではないか。その時こそ、ポジティブな感情でバランスをとることを先生はアドバイスされました。参加者のなかには、ネガティブなことばかり日記に書いてしまうという方がいる一方で、良いことを日記につけているという方もいて、小さなことから喜びを見出したり、感謝すると語られました。そういった皆さんの意見が出てくる中で、会場がポジティブな雰囲気に包まれていきました。


投稿者 : munus Date : 2016-11-02 17:15:50 (178 ヒット)
親サポ報告

日時:平成28年9月17日(土)
主題:「トラブルには、意味がある 〜『困った、厄介だ』から、『解った、新展開だ』へ〜」
講師:前敦賀短期大学教授 龍谿乘峰氏
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 先生は、これまで対応した2つのケースを紹介されました。1つ目は、「人の中に出ていくことが怖い」という相談者が、その気持ちを理解してくれる人や怖くない場所など、自分の考えを挙げてもらうと、実際は孤立していないことや、行動に移せている自分に気づきました。それで、「人の中に出ていくことが怖い」と感じることは病気ではなく、通常でもみられる特性や個性であるとアドバイスすることで、これまで「おかしい」と思っていたことが、自分を尊重するものへと変わっていきました。

 二つ目は、予知したことが現実に起きてしまうという体験に悩む相談者の例です。これまで自分が予知したことを未然に防げなかったために、自分を責めていましたが、そのことを告白できたことで、自分には悪いことが起きていないことや、「近未来」のことでも救えないものだとアドバイスすると、これまで抱いていた自責の念から開放されました。そして、予知というものは、一般的に大半の人も体験するものだと話すと、自分だけの悩みと思っていた孤立感からも解放されました。

 この2つの例から、まとめとして青年期の社会性を獲得する過程では、“ゆらぎ”と“偏り”が見られ、それは非社会性や反社会性といった行動となって現れることがあることを言われました。参加者の質問に対して、先生は相談を受ける上で、“変化”を聴くということに気を配っているとのことでした。ひとつの面を見て判断するのではなく、変化に気づくと明るくなったり、積極性が出てくるようになって、全体的な改善に結びついたそうです。


投稿者 : munus Date : 2016-10-06 21:20:49 (168 ヒット)
親サポ報告

日時:平成28年8月20日(土)
主題:『今、学生相談室からみえる〜不適応の背景について〜』
講師:福井大学学生総合相談室 コーディネーター 安岡惠子氏
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 安岡先生は、ご自分の経験を踏まえ、1.『不適応の背景』(1世代・文化的視点から見た、ここ最近の若者事情2発達障害を含めた視点から見た、その特性について3子育てという視点で、これまでを振り返って)2.『家族って?誰のための人生なのだろう』の2つのテーマについて話されました。

 講義では、不適応の背景について話されて、今の若者は、自己を客観視する力や他人に相談する力が欠如していることに特徴があると指摘されました。大学では、相談室の利用者のニーズが年々上がり、学内の研修会や入学式後の保護者向け講演会の効果もあり、学生本人のほか、教職員や保護者の方の相談も多くなっています。

 大学生にあたる年齢は、「心にかける」青年期であり、望ましい保護者の姿勢として、過干渉や放任過ぎにならず学生生活を共通の話題として、親子が話し合えること、子どもとしてではなく大人として本人の意思を尊重することであると話されました。

 講義の後半は、参加者の皆さんとの意見交換の場を設けました。保護者の疑問や質問に対し、先生は本人の家庭での役割、家族でかかえこまないことをアドバイスしました。また、本人が動けない間、保護者の心構えとして、保護者は本人の心配ばかりせず、まず保護者自身が生活を楽しむことで、本人の問題から一歩距離をおくことも大切であるとお話をされました。若者の自立を巡って、親子関係について考えさせられるセミナーでした。


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